<高度利用者向け緊急地震速報> 設置場所から震源までの距離がその猶予時間を左右しますが、 おおよそ数秒前~数十秒といったところです。 緊急地震速報の特性上、直下型の地震では猶予時間が 極端に短くなることや間に合わない場合があります。
<一般向け緊急地震速報> 発表基準の差などから、高度利用者向け緊急地震速報より 猶予時間は短くなる傾向にあります。 発生した地震を地震計で捉えてからデーターを解析して緊急地震速報を 発表するまでにも、地震の揺れは広がって行きます。 震源に近いところでは、発表が間に合わない場合もあります。 高度利用者向け緊急地震速報より、一般向け緊急地震速報のほうが 間に合わない範囲が広くなる傾向にあります。 また、発表基準や設定震度に満たない規模の地震では お知らせしません。 「一般向け緊急地震速報」は誤報を少なくするために、2つ以上の観測点の地震計が 反応して以降、最大震度が5弱以上と予想された時点で発表され、通信会社・放送局を 経由して配信・放送されます。 1つの観測点で100gal以上を観測した時点で発表されて、すぐにサーバーから配信される 「高度利用者向け緊急地震速報」に比べると報知タイミングが若干遅くなる場合があります。 また、「一般向け緊急地震速報」は各地の詳細な予想震度や猶予時間は発表しませんし、 テレビやラジオの電源が入っていないと知ることができません。 (震度4以上で揺れると思われる地域名をお知らせします。電源が入っていても 通常の音量では、離れた作業場では聞こえません。仕事の都合上、携帯や スマホをロッカーに入れてから作業場に行く方なども知ることができません。) 「高度利用者向け緊急地震速報」は、設置場所での予想震度と、揺れが来るまでの猶予時間を 可能な限り迅速にお伝えしますので、震度と猶予時間に応じた安全確保や避難行動が可能です。 職場や学校、病院、工場、施設など多くの人が集まる場所では、「高度利用者向け緊急地震速報」 の導入がお薦めです。 <高度利用者向け緊急地震速報> 高度利用者向け緊急地震速報 受信装置は、インターネット回線を用いて 気象庁からのデーターを受信します。したがって、ご利用には装置の他に 光回線などのインターネット常時接続回線があり、インターネットの 閲覧ができる環境が必要です。(要 ルーター・プロバイダー契約) 受信装置本体に電源(AC100V)が必要です。 パソコンは不要です。
<一般向け緊急地震速報> 一般向け緊急地震速報 受信装置は、ラジオのFM波を利用しますので 装置のみで受信できます。 受信装置本体に電源(AC100V)が必要です。 対象機種:スーパーなまず、デジタルなまずV2、スーパードラゴン 登録した設置場所の位置情報などを基に予想震度、猶予時間を お知らせするシステムですので、設置場所を変更すると 予想震度、猶予時間を正しくお伝えできなくなります。 設置場所を変更する場合は位置情報などの再登録(有料)が 必要となりますのでご連絡をお願いいたします。 ただし、事務所内、事業所内など、建物内における近距離での 設置場所の変更については、再登録の必要はありません。 対象機種:スーパーなまず、デジタルなまずV2、スーパードラゴン 設置場所が揺れると算定した場合にのみお知らせします。 さらに、お知らせする予想震度を自由に設定できますので、 例えば設定震度を「震度4」と設定した場合は、地震が発生して 設置場所が震度4以上で揺れると予想した場合のみお知らせします。 対象機種:スーパーなまず、デジタルなまずV2、スーパードラゴン サーバー利用料金のお問い合わせは下記よりお問合せ下さい。 お問合せフォーム (対象の機種名をご記入下さい)
緊急地震速報
高度利用者向け緊急地震速報 受信装置
気象庁からの情報と、設置された場所の位置情報などを基に、
インターネット配信のサーバー利用料が毎月必要となります。